2022年、明けましておめでとうございます。


 初茜してふるさとの やすけさよ  (木下 夕爾)

 元日の朝の茜空を「初茜」と言います。東京では今年もきれいな初茜の空だったでしょう。詩人で俳人の木下夕爾、出身は広島県の福山市、この「ふるさと」で薬局を営みながら詩作と句作を続けました。元旦の綺麗な朝焼け空をながめて、ふるさとに暮らすことのやすらかさを実感するのでしょう。

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 皆さん、2022年明けましておめでとうございます。新年も、この「饒舌三昧」をどうぞごひいきに。当ブログ恒例の新春元日便りです。まずリビングの掛け軸を掛け替えました。お正月用にはずっと、エビスさんが鯛を釣り上げたお目出たい掛け軸だったのですが、リビングの壁に掛けようとしてうっかり落としてしまい、軸が破損してしまいました。修理にださなくては、です、仕方がない、ピンチヒッターで観音さまにお出まし頂きました。

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 この観音図は、江戸時代の末期に生まれ、明治から大正にかけて活躍した日本画家の鈴木華邨の筆になるものです。「華邨」の署名が見えますね。文人趣味のあった曾祖父が入手したものでしょう。なかなか佳い絵ではないか、と思います。しばらくは観音様に見守ってもらいます。

 さて、元日の朝の我が家のエントランスから空を眺めて、正月飾りを撮りました。また年末にデパートに屠蘇飾りを買いに行ったついでに、招き猫の置物(プラスチック製です)も買ってしまった。沖縄土産のシーサーと並んで、エントランスでお客さんをお迎えします(笑)。

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 快晴の冬空のもと、近所に住む家内の姪の家族四人と一緒に、氏神さまである緑ヶ丘の八幡神社に初詣でに行きました。毎年の恒例行事です。二歳半になる彩ちゃん、去年の正月だより以来のブログへの登場ですが、大きくなって言葉も増えましたよ。神社までひとりで歩きます。中学一年になった「にいに」の遼クンと一緒に、神社の前で記念撮影。そしてみんなでお詣りです。

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 初詣でを済ませたひとには、神社から紙コップでお神酒とお菓子が配られます。彩ちゃん、お神酒はパスですが、お菓子をもらって嬉しそうです。

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 我が家に帰ったら、さっそくお屠蘇とおせち料理とお雑煮で、お正月の祝い膳です。今年は、おせち料理、クィーンズ伊勢丹の、北陸の温泉旅館三軒がコラボした和洋おせち三段セットをフンパツして注文しました。箸を付ける前に撮影しましたよ(笑)、ご覧ください。それからお屠蘇をいただく赤漆の盃ですが、これは祖父の林富士雄が九十歳を迎え、卒寿の祝賀会の引き出物にくれた根来塗りです。ちゃんと銘が入っています。お酒の好きなおじいちゃんでした。

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 お別れの引用句、これまではお正月の吉例として江戸の狂歌を紹介してきましたが、今年は新古今集の春の部からとしましょう。

「時はいまは 春になりぬと み雪降る 遠き山べに 霞たなびく」

              (読人しらず  『新古今和歌集』春上)

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